ムンクの叫び 4種類 画像 [雑学]
ムンクの叫び4種類のうちの1点が2日に、ニューヨークでオークションにかけられ、
約1億1992万ドル(約96億1200万円)で落札されたようです。
競売を実施したサザビーズによると、競売で売られた美術品としては史上最高額だそうです。
これまでの競売落札額の記録は、ピカソの「ヌード、観葉植物と胸像」で約1億650万ドルです。
ムンクはノルウェーの画家で、フルネームはエドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)。
国民的な画家で、ノルウェーの紙幣には彼の肖像が描かれています。
叫びの4種類のうち、今回落札されたのは1895年に描かれた、
最も色彩が鮮やかなパステル画のバージョンです。
ムンクの叫びは知っていましたが、4種類あったとは知りませんでした。
とても印象的で、パロディ作品でもよく見ますね。
叫びは単体の作品ではなく、ムンクの「生命のフリーズ」という一連の作品の中の一つなんだそうです。
また、この絵を見ると橋の上の人が叫んでいるように見えますが、実は叫びに耐えかねて
耳を押さえているものなんですね。
以下のような日記があるそうです。
『私は二人の友人と、歩道を歩いていた。太陽は沈みかかっていた。
突然、空が血の赤色に変わった。
私は立ち止まり、酷い疲れを感じて、柵に寄り掛かった。
それは炎の舌と血とが、青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。
友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦いていた。
そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聞いた。 』
自然を貫く果てしない叫びとは当時の火山噴火だった可能性もあるようですね。
まったく知りませんでした。
今後ムンクの叫びを見るときは、違った視点で見れそうですね。
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